TRUE STORY
実話から生まれたホームテックのポリシー
私たちリフォームプライスでは、はじめに必ず
そのお客様の「至福のとき」をお尋ねしています。
なぜなら、私たちの目指すリフォームは、
単に古くなったものを新しくする、だけのものではないから。
毎日の喜びや楽しみを増やし、
その方やご家族の人生に
“幸せな変化”を生みだすものでありたいから――。
当社のこの信念の原点ともなった、
リアルストーリーをご紹介します。
その昔、大手リフォーム会社に勤めていた弊社代表の高橋が出会った、ご年配の女性のお話です。
そのお客様はご主人に先立たれ、おひとり暮らしをされていました。ご依頼の連絡をくださったものの、どこか元気のないその様子を見た高橋は、ふと「おばあちゃんは何をしているときが楽しい?」「お困りごとではなく、こんなことが起きたらいいなぁと思うことはありますか?」と尋ねてみたそうです。
すると、すぐに「最近、近くに住む孫があんまり遊びに来てくれなくて。幼稚園のお友達と遊ぶのが忙しいんでしょうねぇ……」との言葉が。少し寂しそうなその笑顔を見た高橋は、まだ20代で経験も知恵も浅いなか、必死にアイデアを捻りました。
そして思いついたのが、リビングに構造上は全く必要のない「白い壁」を設置することでした。何でも自由に描いては消せる、大きなビニールの壁。当時一般のお宅に設置されることは滅多にないものでしたが、お客様はこの提案を快諾くださり、早速工事が行われました。
――それから半年ほど経った年末のこと。
久しぶりにご挨拶に伺った高橋は、玄関のドアが開くなり、お孫さんやそのお友達がはしゃぎ回る賑やかな声を耳にしたそうです。
リビングに案内されると、家じゅうの雰囲気が何だか明るくなっている。よくよく見れば、新しい家具が置いてあり、キッチンにはカラフルな洋食器も。お客様のお洋服も、以前より華やかで新調されたもののようでした。
「この子たちにどんなご飯やおやつを作ってあげようか、メニューを考えるのが楽しいの」
「お買い物の回数が増えたから、新しい自転車を買おうかと思って」
床に散らばったクレヨンを楽しそうに拾いながら、お客様は以前とは見違えるように生き生きした笑顔で、沢山のお話をしてくださったそうです。
壁一枚で、こんな大きな変化が生まれるんだ――。
その気づきは、高橋の胸に「このおばあちゃんみたいな幸せな笑顔や、楽しい暮らしの変化を生みだせるリフォームを届けていきたい」という確かな想いを植え付けました。その後まもなく産声をあげたのが、当社です。
“暮らしを楽しくするリフォーム”にかける想いは、今も全社員に大切に受け継がれています。