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川崎市多摩区は、細長い川崎市の最北端に位置し、新宿、渋谷など都心との交通網が発達している地域です。そのためか、川崎中心部との商業的なつながりは薄いといえます。
また、北は多摩川を境に東京都と接し、南に広がる多摩丘陵は、生田緑地は市民の憩いの場となっています。
区内のアクセスは、JR南武線、京王相模原線、小田急小田原線で都心部とつながっており、新宿駅まで20~30分程度です。
そのうち、川崎市では、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区を地域生活拠点と位置付け、登戸土地区画整理事業の推進などにより安全で快適なまちづくりを進めています。例として、登戸駅ペデストリアンデッキ・南北自由通路の整備事業が完了し、登戸行政サービスコーナーがオープンするなど、生活しやすい環境へと変化しています。
また多摩区には、魅力的なスポットが多いのも特徴です。
イルミネーションで爆発的な人気を得たよみうりランドをはじめとし、ドラえもんをはじめとするキャラに出会える話題のスポット「藤子・F・不二雄ミュージアム」が建設されたほか、多摩丘陵に位置する生田緑地には、約117ヘクタールの広大な緑の中に、世界的に有名な芸術家である岡本太郎の作品を収蔵した「岡本太郎美術館」などがあります。また、東日本の代表的な古民家をあつめた「日本民家園」、世界最高水準のプラネタリウム、子どもから大人まで楽しめる「かわさき宙と緑の科学館」、春と秋に開放される旧向ヶ丘遊園の「ばら苑」など、見どころがたくさんつまっています。
多摩区内には専修大学、明治大学、日本女子大学の3つの大学キャンパスが立地し、約2万6000人の学生が集う学園都市・若者の街という顔もあります。
それにともなってたくさんの飲食店立ち並び、学生のSNSによる投稿や雑誌等で紹介される飲食店が多いため「B級グルメ激戦区」と称されることもあります。