COLUMN
コラム
2019.06.28
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「昔からなぜか家が散らかってしまう」「物を捨てられないので収納スペースを増やしたい」など、収納で悩んでいる方も多いですよね。
今回の記事では、家が片付かない理由から片付く家にする方法までを解説します。
まずは、片付けができない理由を探してみましょう。
多くの方は以下の3つのポイントにあてはまるかもしれません。
それぞれのポイントに対して、対策も踏まえて解説していきます。
1つ目は、物が多くて収納が少ないパターンの方です。
この場合は「要る物」と「要らない物」そして「迷ってしまう物」に分けることが大切です。
分類した後は、以下の基準に基づいて収納を分けましょう。
「よく使う」「たまに使う」「めったに使わない」
使用頻度に応じて分けることで、収納する場所を決めることができます。要る物を中心に使いやすい収納を心がけましょう。
「処分」「人にあげる」「バザー/オークションで売る」
ただ処分するだけでなく、売れそうな物はバザーやオークションで売るのがおすすめです。
「期限を決める」ことが大切です。
1か月以内に使用していない物は処分するなど、自身の基準に基づいて判断してみましょう。
2つ目は、物に合った収納で片づけていないパターンの方です。
この場合は、物のサイズに合った使い易い収納用品を使って、物の指定席を作ってあげることが大切です。
例として以下の画像で見てみましょう。
フライパンを平面に置き、重ねている方も多いのではないでしょうか。
フライパンは面積が広いため、平面に置いてしまうと収納スペースが埋まってしまいがちです。
画像のように仕切りを設けて縦に収納することでスペースを有効活用することができます。
3つ目は、家の間取りに問題があるパターンです。
例えば、リビングは家族みんなが集まる場所なので、使用する物が多く、様々な収納が必要になりますよね。
爪切りや文房具、裁縫関係、書類など、家族に「あれどこ?」と聞かれてイライラすることありませんか?
その他にも、パソコンプリンターやインクなどの置き場も必要になり、ほとんどのLDKには収納がないため、後から置き家具を買うことになります。
そうなると壁との間や、床に埃がたまりやすく掃除もしづらいのでカビも発生しやすくなります。
収納だけでは、カバーしきれない場合はリフォームを検討すると良いでしょう。
家が片付かない理由が理解できましたね。
続いては、収納がしやすい間取りを見ていきましょう。
キッチン~洗面所~トイレ~お風呂まで一直線の間取りキッチンなどの水回りの間取りでは、「家事動線」がスムーズであることが大切です。
一直線のつくりでは、それぞれの配線も集中することができ、配管コストも抑えることができます。
意外なポイントかもしれませんが、掃除機専用のスペースを設けることは以下のメリットがあり、とても便利になります。
1. 直ぐに髪の毛や洗濯物のほこりを掃除できる
気づいた人が気づいたときにできる作りにすることで、お母さんだけに負担がかからなくなります。
また、コードレス掃除機だとなお良いでしょう。
2. キッチンで作業しながら手を洗うお子様を見守れる
小さいお子様がいる家庭では、「家事」と「子どもの見守り」を同時進行しやすい間取りにすると良いです。
物を片づけに行く移動距離が長いと、それだけ子どもから目を離す時間が長くなり、急いで収納しに行って戻ってくる、の繰り返しになってしまいます。
収納スペースと言えば、押入れやクローゼットを思い浮かべますよね。
実は押入れとクローゼットでは、奥行きが違うことはご存じでしょうか。
ご自身の押入れやクローゼットの奥行や高さを計測し、カラーBOXや引き出しケース、可動ワゴンを使用して空間を無駄にしないことが大切です。
物が多いと収納場所が少なくなり、それ以外の場所に置かないといけなくなります。
何か捨てるという行為に対してネガティブな感情を持ってしまいがちです。しかし、物の量が多くなることで、物を動かしたり、除けたりする動作で体力を使ってしまいます。
探し物もすぐに見つからず、ストレスも溜まりやすくなってしまいますので、まずは、家にある物が本当に必要なものなのかどうか考えるようにしましょう。
使用頻度に高い物に限らず、一つ一つの物に対して収納する場所を固定しましょう。こうすることで、使ったら元に場所に戻すことが習慣になります。
探し物がすぐに見つからないというストレスからも解放され、心の余裕も生まれます。
片付いた家を継続するには、自分に合った「物の適正量」を決めて「管理」していくことが大切です。
そうしないと、物のあふれた片付かない家に戻ってしまいますので、管理できる適正量にしてみてください。
始めから無理をしすぎて完璧を目指すと、ストレスが溜まりリバウンドしてしまいがちです。
コツコツと、少しずつ時間をとって、まずは整理すること「要る物と要らない物を分ける」から始めてみてください。
スッキリ片付いた気持ちの良い家を目指しましょう。
事例1
東京都府中市M様邸
【廊下・収納】右側には衣類を、左側には書類や日用品を収納。玄関から直結しているため宅急便の対応や郵便の整理整頓が直ぐにできます。
収納棚に合わせた収納ボックスを使用することで、すっきりとコンパクトにまとめることを可能としています。
床や壁の色に合わせて収納ボックスの色を変えることで、自分のお部屋だけのカラーを出すこともできます。
普段は玄関のドアの色に合わせたカーテンを使用し、収納エリアを隠しているのもポイントです。
また、動線も明確なのでとても生活がしやすいでしょう。
事例2
東京都目黒区S様邸
【シューズインクローク】『気に入った靴は、色違いで大人買いしちゃうときもあって♪』というおしゃれ好きな奥様のために、たっぷり入るシューズインクロークを。スーツケースもゴルフバッグも入って、収納のストレスは解消です!
【リビング】お邪魔するたびに、ウェッジウッドやバカラなど、素敵な食器でもてなしてくれたK様。ぜひ飾ってほしいなと思いご提案したディスプレイ。見せる収納にすることで、素敵な食器が更に輝きます。
いかがでしたでしょうか。
収納ができている家では、家族との時間や自分の時間を大切にすることに繋がります。みなさんも一度、収納リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
収納リフォームについては、是非ホームテックへ気軽にご相談ください。
ホームテックでは、収納について知り尽くしている知識と経験が豊富なプロがサポートいたします。中には小学生の息子を持つ女性の一級建築士や住空間収納プランナーも在籍しています。
まずはぜひ無料相談をお試しください。