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思い出のケースを開けたら

池森義人

日常

こんにちは!マーケティング部の池森です。

私のテレワーク部屋には、少し前に寝室から移動したMDデッキとMDがあります。

おっと、若い方のために説明すると、MDはミニディスクの略で、2000年前後に普及した音楽の記録メディアです。
聴感上ほぼ音質の劣化がなく(「ある」という人もいる)、操作性はCDと同様で曲の頭出しができ、おまけにディスクと曲のタイトルも書き込めるという画期的なものでした。
同時期に光学ドライブのついたPCの普及が進み、PCでCDが焼けるようになると急速に衰退していきました。

私が大学生の頃はまさにMDの全盛期。
お金のなかった当時、CDは基本的に「借りる」ものだったから、MDの数はやたら増えました。
だいぶ処分しましたが、それでも100枚以上は残っています。

先日ふと、ちょっとBGMにかけてみるかとMDのしまってあるケースを開けたら、その頃なりに色々な音楽を聴こうとしてたんだなとわかるラインナップがそこにあって懐かしさと恥ずかしさの混じったような感情が込み上げました。

MDは縦が約7cm、横が約8㎝とコンパクトで、カセットテープよりもさらに小さく、タイトルを書くラベルも非常に小さかったのです。
それでも、こんなに細かく書く気になれたのは、やはり若かったからですね。
今だったら目がかすみますし手が震えるので出来ません。

CDからMDに録音するのに、当時は父親のMDデッキを使わせてもらっており、酷使したせいで数年で壊れました。
考えてみればその前のカセットデッキも私が壊しましたし…今思うと本当に申し訳ないことをしました。
オーディオ好きなのにちっとも怒らなかった父親の寛大さを今更ながらありがたく思います。

って、一体何の話なんでしょう。

今日もお読みいただきありがとうございました!

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