こんにちは!マーケティング部の池森です。
今週もしつこく音楽ネタで行かせていただきます!
私は音楽を聴くのが好きなのですが、死ぬ前に聴きたい曲は?と問われたら…ショパンのノクターンと答えます。それも、サンソン・フランソワというフランスのピアニストの演奏に限られます。
この人の何が好きかというと、ダイナミックさと粘っこさ、繊細さが同居していることです。
ショパンの代表曲である「英雄ポロネーズ」を例にとると(ノクターンじゃないんかーい)、主題の「デーンデデーン デデデレレレレーン」 ←このデレレレのところをはじめ、装飾を細かくしっかり入れているのにとてもダイナミックで、品格と力強さを備えた「英雄」の姿が目に浮かんできます。
(そう思ったら色んな人の「英雄ポロネーズ」を聴きたくなり、先日YouTubeサーフィンをしていたら、辻井伸行さんの演奏がまさに繊細さとダイナミックさを兼ね備えていました)
対して、大人し目の曲は他の人よりさらっと弾く傾向にあります。なので、元気な曲よりも個性が出にくいと言っていいと思います。
ではなぜノクターンもフランソワがいいのか…
それは、そもそもノクターンには和音、メロディが美しくゆったりしている曲が多いので、それを楽しむには彼くらいの弾き方が自分にはちょうどいいのかもしれません。
ノクターンの中でも個人的なオススメは16〜18番です 。特に17番は、一筋縄ではいかない進行と和音で、その作曲レベルの高さに、聴くたびにタメ息が出ます。これを19世紀中頃に作っていたなんて…
高校くらいから一人暮らしを終えるまで、彼のノクターンを聴きながら眠りにつくのは「至福のひととき」でした。
今のワイフと暮らすようになってからは、寝床で音楽を鳴らすのも気が引けるのでしなくなりましたが。
でもその代わりに、結婚をしてワンルームから持ち家になったので、オーディオの趣味ができるようになりました。
ライフスタイルの変化って、趣味にも少なからず変化を与えるものですね。趣味を思い切り楽しむためのリフォームというのも、お金があったらしたいなぁ…(遠い目)と思いますね。
それでは、お読みいただきありがとうございました!