COLUMN
コラム
2024.03.19
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リフォームを機に愛犬との暮らしをより快適なものにしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、愛犬と快適に過ごすための間取りを決めるときのポイントやおすすめの設備機器、またそれらを取り入れたリフォーム事例をご紹介します。
リフォームのポイントは、以下の4つです。
各ポイントを詳しく解説していきます。
お家の中でも適度な運動量を確保するために、愛犬が走り回れるような回遊動線を作ってあげましょう。
動線に建具がある場合には、ペットドアを設けるとよいでしょう。
また、お部屋の一角にペットコーナーを設けるのが一般的ですが、お部屋の広さが限られている場合は、壁付けの収納をフロートにしたり、階段下を利用してペットコーナーを設ければスペースの有効活用ができます。
■事例■
中古マンションのご購入に伴うリフォーム。暗いキッチンや洗面へのアクセスのしづらさがネックでしたが、動線を改善し、わんちゃんとも過ごしやすい新しい住まいへ生まれ変わりました。
わんちゃんのため、部分的に交換できるようにタイルカーペットを採用しています。
また、わんちゃんが走り回れるように、寝室の開口を大きく確保しています。
リフォームの際、ペット用品も収める前提でシューズインクローゼットやパントリーを設けておけば、ドッグフードやペットシーツなどがかさばりません。容量を大きく取ればまとめ買いもしておけます。
特に多頭飼いや大きな犬がいる家庭ではペット用品の収納計画は必須と言えますので、リフォーム会社にご相談の際は、どんなものがどのくらいあるのかを細かく伝えるとよいでしょう。
■事例■
玄関から続くシューズインクローゼットはストック類やわんちゃんのお散歩グッズがしっかり仕舞えます。
玄関土間は清掃性の良いモルタル仕上げです。
戸建ての場合は、玄関に犬の体や足を洗える洗い場を作ると手入れが楽です。 特に長毛種は体が汚れやすいため、是非設置したいところです。
洗い場が作れない場合や集合住宅の場合は、洗面台のボウルに「マルチユースボウル(トクラス)」を採用したり、別途スロップシンクを設けると、犬のシャンプーがしやすくなります。
愛犬の脚から土が落ちても気にならないよう、玄関の土間を拡げるのも手入れをしやすくする一つの方法です。
動線の途中に建具がある場合には、建具に犬専用のペットドアを設けたり、建具の脇の壁部分に抜け道を作るとわんちゃんが活動しやすくなります。
犬用の回遊動線を設けて人間と小型犬の通路の干渉を防ぐことは、衝突事故防止にも役立ちます。
■事例■
ステンドグラス入りのドアで華やかな印象の玄関ホール。
人間用の出入り口の横に、わんちゃんの出入り口を作りました。
洗面室にもわんちゃんの抜け道が。
犬と暮らす家の間取りを決めるときに大切なのは、犬の侵入NGポイントを遮断することです。
特にキッチンなどの危険な場所は、愛犬が入れないようペットゲートを設計するなどの工夫をしましょう。
室内は犬の様子が見えるよう、見晴らしがよい設計にするのもポイントです。高い壁などは設計せず、遠くから見ても犬の様子が見える腰壁などを採用するとよいでしょう。
■事例■
キッチンとカップボードの両側に腰壁を造作。
わんちゃんが入らないように、必要に応じてペットゲートが付けられるように工夫しました。
いかがでしたか?
上記以外にもワンちゃんと快適に暮らすためのリフォーム事例が沢山ございますので、ご興味のある方はこちらからご覧ください。(猫リフォームも含む)
「この事例みたいにしたいけど、うちでもできるのかな?」そんな疑問をお持ちの方は、まずお気軽にご相談ください。
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