COLUMN
コラム
2024.03.18
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近年「自宅に事務所を設けたい」というご要望を多くいただきます 。注文住宅と違い、リフォームでは既存の広さや構造を活かしながらのプランニングが必要になりますので、移設ではなく新たにスペースを設けるとなると、間取りが一層重要になってきます。
この記事では、ご自宅を事務所兼自宅へ改装する際のポイントや注意点を解説します。働きやすく、生活のメリハリもつけられる自宅兼事務所を手に入れましょう!
自宅で仕事とプライベートにメリハリをつけるには、生活ゾーンと仕事ゾーンをしっかり分けることが大切です。
個室を設けることが理想ですが、難しい場合はリビングやダイニングの一角を出来るだけ集中が削がれないようなゾーニングをした上で、造作カウンターや収納等を設けて仕事ゾーンを設ける方法もあります。
ロールスクリーンで空間を仕切れるようにするなども有効です。
2階建て以上の住宅を改装するなら、階層で居住・業務スペースを分けるとよいでしょう。
仕事に快適な空間を作るため、デスクはもちろん空間の色やデザインなどにもこだわってください。
こちらのお宅はマンションですがメゾネット部分があり、そこを事務所として使えるようにリフォームしています。
間取りはそのままですが、白を基調とした意匠に一新し、床にはタイルを敷いています。
ダイニングの一角にワークスペースを設けた事例です。
開放することで子どもとコミュニケーションを取ることができ、家族の距離が縮まります。
集中したいときはロールスクリーンを下げれば個室にもなります。
こちらは個室とは対極にある、LDKそのものを事務所にしてしまったような事例です。
和室とLDKを一体化し、開放的な空間を実現しています。
キッチンはあえて、無機質なステンレス製をセレクトし、デスクやお施主様支給の壁付き収納などとも、マッチしていています。
ここにお客様を通せる、むしろ通したくなるような素敵な「オフィス」になっています。
クライアントとのミーティングの機会が多いなら、専用の応接室を設けるのがおすすめです。生活空間をクライアントに見られず、プロフェッショナル感をアピールできる場にもなります。
応接室はプライベート空間から遠いところ、かつ入口に近いところに設置するのがセオリーです。事業用の玄関から、できるだけスムーズに応接室へ行ける間取りを検討してみてください。
2階建て以上の間取りなら1階を業務スペースと応接室、2階を居住用スペースにすると快適に過ごせます。
なお、2階に子ども部屋などがある場合には、その下が応接室にならないように注意してください。人があまり出入りしない部屋の下を応接室にしたり、応接室を防音加工するのもよいでしょう。
来客が多いということで、玄関の隣に書斎を設けました。
収納する書類に合わせて設計した造作収納と背面のアクセント輸入クロスがポイントです。
いかがでしたか?
上記以外にも事務所兼自宅、ワークスペースを設けたリフォーム事例が沢山ございますので、ご興味のある方はこちらからご覧ください。
「この事例みたいにしたいけど、うちでもできるのかな?」そんな疑問をお持ちの方は、まずお気軽にご相談ください。
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