COLUMN
コラム
2019.08.27
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キッチンのリフォームを始める前に、リフォームの目的を考えましょう。
リフォームの目的が明確でないと、せっかくリフォームしても納得できず、またリフォームすることになってしまいます。
きちんと納得したリフォームができるように、まずは目的の確認をすることが大切です。
あなたはなぜ、キッチンのリフォームをしたいのでしょうか。
・経年劣化のため
・収納が少なく、モノが片付けられないため
・家族とすれ違えない程狭いため
・キッチンダイニングにして家族との会話が増える間取りにしたいため
などなどリフォームの目的は様々だと思います。
目的を明確にすることで次のステップに進みやすくなります。
先ほど考えてもらったリフォームの目的を確認し、どのような場所をリフォームしたいのか、どのようにリフォームしたいのか、要望を書き出してみましょう。
リストアップできたら、書き出したリストを持ってショールームに行きましょう。身近にあるショールームで大丈夫なので、どのようなものなのか確認していくのがおすすめです。
ショールームにいって実際に自分の目で確認することで、カタログだけでは分からないサイズ感や使い勝手を体験できます。「百聞は一見に如かず」ですので、気になったところから見学させてもらいましょう。
メーカーショールームでは、各メーカーのプロが詳しい機能の説明をしてくれるので、安心です。一方で、リフォームショールームでは、機能+リフォーム工事の説明が受けられます。具体的な機能や工事の説明をしてもらえるため、リフォームについて具体的に理解できます。そのため、すぐにでもリフォームを考えている方にはリフォームショールームがおすすめです。ショールームについて詳しく書いた記事があるので気になる方はこちらをご覧ください。
ホームテックのショールーム リフォームプライスでは、商品価格と工事価格が明瞭です。そのため、初めてのリフォームでもわかりやすく、疑問を残さずにリフォームに臨めます。商品価格と工事価格が不明瞭な会社があるのも事実なので、「どこにしたらよいか迷ってしまう…」という方は、ホームテックのショールーム リフォームプライスへ一度ご来店下さい。
詳しくは、こちらをご覧ください。
キッチンの種類やグレードによってリフォームの費用は大きく異なります。キッチンの種類はI型、L型、対面型の3つに分類されています。
ここで、それぞれのキッチンについて確認していきましょう。
①I型…最も一般的なキッチンなので、種類や価格帯の選択肢の幅が広いのが特徴です。シンプルなので場所を取らず、レイアウトが変更しやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、動線が長くなったり、何人かでキッチンを使う時に動線が重なってしまうため、使いにくくなってしまうところがあります。
②L型…動線が短く動き回らずにキッチンを利用できるので、I型キッチンよりも作業がラクになります。また、I型キッチンよりも広く使えて、レイアウトも変更しやすいです。
とはいえ、L型という特徴的な形なので、配置によっては使いにくく、コーナーをうまく活用しないとデッドスペースになってしまうことが、デメリットとして考えられます。
③対面型…通常キッチンは壁を向いているものですが、対面型はその逆の部屋のほうを向いています。そのため、ダイニングからの見た目がよく、おしゃれで最近人気の形になっています。家族とのコミュニケーションが取りやすいのもメリットです。
デメリットとしては、広めのスペースが必要になることと、工事が高額になってしまうことが挙げられます。
まとめると、一般的なキッチンはI型ですが、L型だと使いやすく、現代風の対面型はおしゃれで人気があります。予算や使いやすさなど、自分がなにを優先するかにより選ぶと良いでしょう。
システムキッチンを取り扱っているメーカーは沢山あるので、迷ってしまいますよね。それぞれ特徴があるので、自分のニーズに応えてくれるメーカーを選ぶのが大切です。
ここで、日本の代表的なリフォームメーカーを一覧表でまとめます。
たとえば、クリナップはキッチン専用メーカーで、ステンレスキッチンに力を入れています。また、CMでもおなじみのLIXILは、収納や引き出しの多さ、バリエーションの豊かさが特徴的です。このように、メーカーごとに特徴があるので、自分が重視したい点に力を入れているメーカーに依頼するのが良いでしょう。
商品が決定したら、工事を依頼する会社を選びましょう。会社の選び方は先ほど説明したように、キッチンの素材や引き出し・収納など、自分が重視したいところに力を入れているメーカーに依頼するのがおすすめです。また、予算の関係もあるようであれば、費用がリーズナブルに抑えられる会社に頼むのもいいでしょう。
また、選ぶ際には、希望する商品を取り扱っているかも確認のポイントです。せっかく悩んで会社を決めても、自分が希望する商品を取り扱っていなければ断念することになってしまいます。そのため、会社を選ぶときには最初に希望する商品を取り扱っているかどうかでフィルターをかけると、時間を無駄にすることがないのでおすすめです。
リフォームの商品や会社が決まったら、費用の確認をしましょう。
リフォームをするうえで、一番大切なのが費用面です。自分たちの生活を豊かにするためのリフォームですので、費用についてはしっかり予算を立てましょう。
なお、キッチンのリフォームは、グレードによって商品価格が大きく変わりますが、80~250万円の費用がかかるとされています。
また、壁紙や床、キッチンパネルを貼るかなどで工事価格も変動してきます。費用を抑えるコツは、とくにこだわりがないようであれば、キッチンの種類はI型で、壁紙や床などはシンプルにすることです。
予算内に収めるために、優先順位をつけて工事内容を決めましょう。リフォーム会社によっては商品の割引率が変わりますので、会社選びは重要なポイントです。
キッチンのリフォームは平均3~5日間かかりますので、会社側としっかりと話し合って日程も決定しましょう。
これまで、キッチンのリフォームについて説明してきました。ここからは実際にリフォームプライスが施工した事例をパターンごとに紹介いたします。画像をクリックすると詳しい事例に飛ぶので是非クリックして下さい。
家事の時間とプライベートな時間などしっかりと区切りたいという要望から対面式ではなくI型のキッチンにいたしました。また、壁面やキッチンのタイルなど、テイストにもこだわりほっこりとしたカフェのような空気感になりました。
昔ながらの細かく分かれたお部屋を繋げ、生活のしやすいLDKにしたいという要望を頂きました。そこで提案したのが、L型キッチンと対面型キッチンの混合型です。L型なので同時に複数の作業をすることができ、さらに対面型なので開放感もあります。
空間をオシャレにしたい、料理中も様子が確認できるようにしたいとの要望から対面型キッチンを選択されました。ダイニング側には、換気扇以外なにもつけないことによって、お互いの顔がよく見えるだけでなく、開放感も得られるようになりました。
少し特殊な前方と後方、両方ともに作業スペースのある2列がたと呼ばれるものです。この形にした理由は、お子さんも一緒に料理が出来るようにするためです。キッチンの幅を広めに取り、2つ作業スペースを作ることでお子さんが自分から手伝うようになりました。
今回は、キッチンのリフォームを成功させるために必要な情報を見ていきました。まずは、なぜリフォームしたいのか、リフォームの目的を確認すること。そして、自分の要望をリストアップし、実際にショールームを見学してみて、自分の目で確かめること。それから会社を決めて費用を確認し、リフォームに臨むという流れにすることが大切です。
納得のいくリフォームができるよう、準備をしっかりしていくのがリフォーム成功のコツと言えるでしょう。