COLUMN
コラム
2020.07.05
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近年、中古マンションを購入して、リノベするケースが増えていますが、その際に気にしてほしいのが断熱性能なんです。
我が国は、諸外国に比べて、住宅に対して、新築信奉の傾向が強く、長年、マンションの成約戸数は中古よりも新築の戸数が圧倒していました。
ところが、近年、この傾向が大きく変わりつつあります。
2016年に首都圏の中古マンションの成約戸数が新築マンションの供給戸数を超え、それ以降、3年連続して、中古マンションの成約戸数が上回り続けています。
新築分譲マンションの価格が上がりすぎていることが大きな要因でしょうが、国も中古住宅の流通活性化に力を入れていることから、今後もこの傾向は、より顕著になっていくと思われます。
また、リノベーションをしてよかったと回答した方が、95.5%にも上っています。
リノベーションの踏み切った理由で最も多かったのは、「内装を自分好みに変えたかったから」が65%、「間取りを変えたかったから」が37.5%、「新築の注文住宅よりも安くカスタマイズできるから」が29.8%、「新築気分を味わいたかったから」が26.5%だそうです。
中古マンションを購入して、自分好みのデザインや間取りにリノベーションを行うということが、すっかり定着しつつあるようですね。
続きは、中古住宅を買う際に気を付けたい断熱性能の低さvol.2を読んでくださいね。
マンションでフルリノベする場合、同時に断熱リノベをすることによるコストアップは、それほど莫大な金額ではありません。
入居後の快適性や、ご家族の健康、省エネや光熱費のことを考えて、リノベーションの際は、断熱リノベもぜひ行っていただくことをお薦めします。
※本コラムは協力会社住まいるサポート株式会社の「高性能な住まいの相談室」コラムより許可の元、同内容を掲載させて頂いております。