COLUMN
コラム
2020.07.18
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A様がフルリノベを行うのにあたってこだわったのは、十分な断熱性能、気密性能、耐震性能を確保し、結露が生じない家にするということです。そのため、ほぼ柱や梁だけの状態までスケルトンにする大掛かりなリノベを行っています。
一般的には、リフォームやリノベーションというと、内装をきれいにするだけの表層的なものや水回りを一新するだけのケースがまだまだほとんどです。I様のように住宅の性能に徹底的にこだわったフルリノベを行うことはまだまだ少ないので、そのようなフルリノベに対応できるリフォーム会社はあまりないのが実情です。
でも、今回のフルリノベで、実際にA様ご家族の皆さんにとって本当に満足いく性能や環境が確保できたそうです。
もちろん、結露も生じたことはないそうです。
それから、当社に相談してもう一つ良かった点は、当社が、計画のプロセスや、リフォーム会社を決める際に、第三者として気軽に相談できる存在であったことだそうです。当社からは、2社のリフォーム会社をご紹介したのですが、そのいずれも素晴らしい会社で、どちらにお願いするのか、かなり悩んだそうです。
私はそんなつもりではなかったのですが、結果としてどちらの会社にするのかの決め手となるアドバイスを私はしていたそうです。また、リフォーム会社を決めた後も、例えば断熱材を何にするかとか、窓の性能の選択等について、よく電話でご相談いただいたのですが、そのような相談相手の存在は、A様にとっては、とてもありがたいことだったそうです。
私としては、大したことをお話しした記憶はなかったので、そのように感謝いただいたことは、ちょっと意外でした。ただ確かに、一般の方にとっては、工事業者と一対一で全て決めていかなければならない状況で、迷った際に気軽に相談できる第三者の存在は、とても安心なことなのかもしれませんね。
続きは、戸建住宅の断熱フルリノベ事例の取材に同席してきました(2)をご覧ください。