COLUMN
コラム
2020.07.20
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中古住宅(戸建・マンション)を購入して、間取りや内装、水回りを一新して、好みのスタイルの住まいを実現するというのが急増しています。弊社のリノベーションは「断熱」にもこだわっているという点についてお伝えします。
それを断熱リノベによって、最低でも現在の省エネ基準レベル、できればそれ以上の性能を確保できるようにしようということです。
また、断熱性能が低い家は、どうしても結露が生じます。ちなみに我が国の住まいでは、結露が生じるのが当たり前ですが、欧州では結露が起きると施工者は責任を問われます。つまり、結露が起きない断熱性能が要求されているんです。それくらい、住まいに要求されている性能レベルが日本と他の先進国とでは違うんですね。日本では、そのことを知っている方が極めて少なく、日本の住宅の性能はとても優れていると勘違いしている方が多いことも大きな問題の一つだと思っています。
さて、それで、結露が起きると、そこにカビが生えます。カビはダニの餌になるため、カビ・ダニが発生し、それがアレルゲンとなって、喘息やアトピー等を引き起こしているんです。
住宅の断熱性能を高めると、喘息やアレルギー等の症状が出にくくなることも近畿大学建築学部長の岩前教授等の研究で明らかにされています。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
高断熱住宅は、冬の暖房や夏の冷房に必要な光熱費が大幅に安くなります。日本では、クルマは燃費性能で選ぶのが一般的なのに、住まいに関しては、「住まいの燃費性能」という概念が普及していません。
EU加盟国では、住宅の燃費性能を表示する制度を国ごとに作ることが義務付けられていて、不動産広告にも、その住まいの燃費性能が表示されているのが一般的です。消費者の方々も燃費性能を見ながら住まい選びをしています。
我が国では、地球温暖化対策の中でも、家庭部門の省エネ・省CO2が大きな課題になっています。高断熱住宅にすると、普段意識せずに快適に暮らしながらも、光熱費を大幅に削減し、地球温暖化対策にも貢献できるんです。
ぜひ、高断熱住宅をご検討くださいね。わからない事があればリフォームプライスのスタッフまでお気軽にお問合せ下さい。
ホームテックだから出来る。健康な住まいづくりのための提案。
断熱・気密において、必要な性能は家や家族構成、暮らし方によって差があります。
ぜひ、ご自身の暮らしに合ったプランを見つけてみてください。