COLUMN
コラム
2021.02.02
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「家に入ってくる花粉をどうやったら取り除けるのか知りたい」
「花粉を家に入れない方法を教えてほしい」
こういった考えはありませんか。
外出時に花粉が付いてくるのを完全に防ぐことはできません。
しかし、家のなかでくらい花粉に悩まされないようにしたいものです。
この記事では、家のなかの花粉を除去する方法や、花粉を入れずに換気をする方法などをご紹介します。家のなかで花粉に悩まされている方はぜひご覧ください。
家のなかの花粉を除去する方法として3つご紹介します。
知っているかどうかで家にいるときに花粉に悩まされるかが決まるため、ぜひチェックしておきましょう。
お金がかからずできる対策として、こまめに掃除して家に入ってきた花粉を取り除く方法があります。
外から帰ってきたときは、どれだけ努力をしても家のなかに花粉が入り込んでしまいます。しかし、家のなかの花粉は簡単には出ていかないため、花粉が多い時期は頻繁に掃除することが大切です。
家のなかで花粉が溜まりやすい場所は、玄関やカーテン、リビングなどです。
これらの場所を重点的に掃除することで家のなかで花粉に悩まされる頻度が減らせるでしょう。
また、衣類についた花粉が付着しやすいトイレマットやバスマットはこまめに交換するようにしてください。
花粉にはフィルター性能が高い空気清浄機が有効だと考えられています。
このため、花粉を持ち込みやすい場所である玄関に空気清浄機を設置する対策も検討してみましょう。
玄関に空気清浄機を置くのには違和感を抱くかもしれませんが、外から最初に花粉を持ち込む場所なので、家の奥に大量の花粉を持ち込むことを抑制できるでしょう。
加湿をすると花粉は重くなって床に落ちると考えられています。
このため、加湿器を設置して花粉を床に落としておけば吸い込む危険性を低下させられるでしょう。
ただし、床に落ちた花粉を吸い込まないために掃除機でこまめな掃除が必要です。
除去する方法ではなく、そもそも家のなかに花粉を入れないためにはどうしたらいいのでしょうか。
以下では、家のなかに花粉を入れないための対策を6つご紹介します。
換気をすると花粉が家のなかに入ってきます。
しかし、換気をしなければ家の空気が悪くなってしまうといった問題が起こります。
対策として、花粉が少ない時間帯に換気をしましょう。
花粉が舞うピークは13〜15時だと考えられています。
このため、早朝や深夜などに換気をすれば花粉を室内に入れるリスクが低下するでしょう。
換気扇にフィルターを付けて外から侵入してくる花粉の量を減らすといった方法もあります。
ただし、換気扇のフィルターが汚れて効果が低下してしまうため、2ヶ月に1回はホコリを吸い取り、ぬるま湯で拭くようにしましょう。
また、1年に1回はフィルター交換をすることを推奨します。
花粉を室内に入れないために、洗濯物は基本的に外で干さないようにしましょう。
外に干すと洗濯物に花粉が付着してしまいます。
花粉が多い時期は、室内干しをするか乾燥機を使うことが望ましいです。
レザーやポリエステル、ナイロンといった表面が平坦な素材は花粉がつきにくいです。
一方で羊毛や毛糸のセーターなどは花粉が付着しやすいため、着る服の素材を変えるだけでも花粉を抑制する効果が見込めます。
花粉は静電気で付着しやすくなります。
このため、静電気防止スプレーで花粉が衣類に付着しないように対策することも考えましょう。
静電気スプレーだけだと効果は低いかもしれませんが、他の対策と合わせることで花粉症を抑制しやすくなります。
室内に花粉を持ち込まないようにする簡単な対策として、玄関前で落としてから家に入ることが挙げられます。
家に入る前に玄関の前で全身の花粉を落としてから帰宅するようにしましょう。
これまでご紹介した対策でも花粉がまだ多いと感じる場合は、住宅のリフォームを検討してください。
以下では、簡単なものから本格的なリフォームまで例を3つご紹介します。
窓での換気をするために花粉対策がされている網戸を使う方法があります。
リフォームと呼ぶほどの工事ではありませんが、網目を小さくして虫だけではなく花粉も通しにくくした網戸に交換することで換気の際に花粉の侵入を抑制できるでしょう。
玄関横に靴や衣類を置く「シューズクローク」を作って上着や帽子を保管しておけば、服についた花粉を室内に大量に持ち込むリスクを低下させられます。
花粉だけではなく新型コロナウイルス対策にもなるのでおすすめです。
実際にシューズクロークを作った住宅の施工事例もありますのでぜひご覧ください。
窓をあけずに換気をする方法として「換気システム」があります。
なかには花粉を98%カットする製品もあるため、他の対策では足りない場合は検討してみてください。
換気システム「せせらぎ」の場合、夏なら外の暑い空気を冷たく、冬なら外気を暖かく取り入れてくれるため、花粉対策だけではなく冷暖房費用の節約もできるメリットがあります。
Panasonicのナノイー発生機は「ニオイ」「菌・ウィルス」「アレル物質」「カビ」「花粉」を抑制する効果があり、リフォームでは玄関やクローゼットに取り付けることで外から持ち込んでしまう「花粉」の対策として有効です。
費用としては5万円程度となります。
花粉の心配が少ない室内干しも、スペースがうまく取れないといった悩みはございませんか?
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近年では、室内干し用の家電も充実しており、ホスクリーンと合わせて使えばより快適な室内干しが実現できます。
お子様部屋にあえて取り付けて、洗濯物を自分で畳む習慣をようにする方もいらっしゃいました。
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花粉症対策は、まず玄関で花粉を落とすといった簡単な方法から実施してみて、効果が足りない場合は網戸の交換やリフォーム工事を検討してみましょう。