COLUMN
コラム
2020.10.22
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川崎市麻生区は小田急小田原線・小田急多摩線のほか、京王相模原線も走っており、都心までのアクセスが充実しています。
住環境に関しては、農地や山林などが区の面積の約25%を占めるなど自然環境にも恵まれ、駅周辺では住宅市街地が形成されています。
そんな川崎市麻生区にお住まいでライフステージの変化(子どもが生まれた・子どもの成長)によって、賃貸から持家の引っ越しを検討されている方へ向けて、役に立つ情報をお届けします。
・住み慣れたエリアを離れずに今より広い間取り
・駅に近く通勤通学に便利
・家賃と同額くらいでローンを支払える物件
このような条件で物件を探していると、1度は「中古マンション」という選択肢がよぎるのではないでしょうか?
この記事では川崎市麻生区の中古マンション事情や、中古マンションを選ぶポイントなどお伝えしていきます。
麻生区エリアで中古マンションを探そう!
↓
「麻生区 中古マンション」と検索…
↓
あれ?リフォーム済み中古マンションばかり出てくるな?
このようなことありませんか?
いざ、中古マンションを探そうとしても意外とインターネットでは探せないことが多いです。
お得に中古マンションを購入して、必要なところだけリフォームしたい。自分たち好みの間取りやデザインでリフォームしたい。という方にとっては、リフォーム済みで価格が上乗せされている物件には魅力を感じないかもしれません。
そこで不動産のデータベースより、リフォームをしていない「川崎市麻生区の中古マンション」を抽出してみました!
(※2020年9月末実施)
結論、駅の近くにこれだけの中古マンションがありました。
比較対象として新築マンションを検索してみましたが、2-3件程しかヒットしませんでした。
麻生区の沿線沿いにまんべんなく中古マンションがあることが分かりましたが、物件の価格や間取りはどうでしょうか?
先ほどの地図に物件価格と間取りを加えてみました。
今回は数ある中古マンションの中から、8物件を例に出しています。
情報を詳しくみていくと、3,000万円以下の物件が多く間取りも3LDKと、4人家族でも申し分ない広さです。
駅からの近さを取るか、間取りの広さを取るかで選択する中古マンションは変わってきそうですね。
しかし、ここで心配な点が「数ある中古マンションからどの物件を選べば良いのか…」ということです。
中古マンションはその名の通り、以前誰かが住んでいた物件を売りに出し市場に出ている物件です。
近年では、スケジュールの関係で前の住人の方がまだお住まいになっている状態で内覧をしなければならないといったことも増えています。
築年数が古ければ古いほど、マンションの外観はレトロに、水廻りの劣化は激しくなります。
またマンションには「共有部分」といってリフォームが禁じられている箇所もあります。
このようなことを踏まえ、優良な中古マンションを選ぶにはどうしたら良いか。
確認すべきポイントを4つに絞ってお伝えします!
中古マンションを購入する際に気を付けていただきたいポイントをまとめました。
(1)中古マンションの構造に注意
(2)梁と柱問題
(3)見えない配管
(4)忘れがちな電気のこと
(1)中古マンションの構造に注意
マンションの構造は大きく分けて2つあります。
「壁式構造」と「ラーメン構造」です。
壁式構造は、耐力壁と呼ばれる撤去出来ない壁があります。
そのため間取り変更をしたくても制限が出てくる可能性があります。
一方でラーメン構造は間取りを自由自在に変えることができ、いわゆる「スケルトンリフォーム」に向いている構造です。
ただし、梁や柱といった撤去できない構造もありますので、内覧の際に確認しましょう。
(2)梁と柱問題
先ほど少し触れた梁と柱についてです。
実際の写真を例にご説明します。
また、梁と柱以外にPS(パイプシャフト)にも要注意です。
PSは上下水道やガス管の配管が最上階から最下階まで通っているケースが多く、動かせません。
図面に記載されていることがありますので、こちらも確認が必要です。
PSはアイディア次第でインテリアに溶け込ませることも出来ますので、
プロに相談してみると案外活かし方が見つかるかもしれません。
(3)見えない配管
床の下に隠れている配管。さすがに内覧時にはみることは出来ません。。
しかし、築30年以上経っている中古マンションでは「鉄管」と呼ばれる古い配管を使用している可能性があります。
過去に配管の修繕工事が行われているか、確認してみましょう。
現在主流のポリエチレン管が使用されていれば、安心です。
(4)忘れがちな電気のこと
中古マンションの内覧の際に、分電盤をチェックする方はかなりマニアックかもしれません。
お子様も成長し、朝の支度が家族4人で重なると、電気の使用量はぐっと増えます。
そんな中、電気の容量が足りずブレーカーがすぐ落ちるとなればとても煩わしいですよね。
マンション全体で使える電気容量が限られていると、電気容量(アンペア)を上げることが出来ない可能性がありますので、後々問題にならないために、念のため確認しましょう。
中古マンションを購入する前に、このようなポイントをチェックするためにリフォームのプロと一緒に内覧をすることをおすすめします。
リフォーム会社はリフォーム工事から請負ますので、売りたい物件を押し付けられるといった心配がなく第三者目線で意見をもらえます。
ここまで麻生区の中古マンションとその選び方についてお話ししました。
中古マンション+リフォームを検討したいという方は、「物件価格+リフォーム費用の合計」がいくらになるかを確認して、資金計画を立てることをおすすめします。
平米数ごとに、中古マンションをリフォームする際に必要な費用をまとめました。
あくまで概算費用になりますので、詳細なお見積りは現地調査が必要です。
》間取り変更なし
70㎡ 568万円(税抜)
80㎡ 580万円(税抜)
-含まれているリフォーム工事-
内装工事、水廻り工事(キッチン・バス・トイレ・洗面・給湯器)、電気工事、断熱工事、発生材処分費
》間取り変更あり
70㎡ 839万円(税抜)
80㎡ 894万円(税抜)
-含まれているリフォーム工事-
スケルトン施工、内装工事、水廻り工事(キッチン・バス・トイレ・洗面・給湯器)、電気工事、断熱工事、発生材処分費
先ほどの川崎市麻生区の中古マンションにリフォーム費用をプラスすると、
このようになります。
あくまで目安になりますが、是非ご参考にして頂ければと思います。
中古マンション+リフォームで新築マンションよりもお得に、
間取りやデザインを自由にできます。
下記記事では、新築と中古物件を比較していまので、是非ご覧ください。
川崎市麻生区にあるリフォームプライスでは、中古マンション+リフォームを数多く手掛けています。
具体的に相談したいという方は、下記よりご来店予約をお申込みください。(※現在完全予約制)
最後までお読みいただきありがとうございます。